テイスティーの紅茶卸・業務用紅茶販売サイトです

おいしさの秘密

Secret

おいしさの秘密

ティーテイスティング

おいしい紅茶は茶園マネージャーの力量だけで決まるのでしょうか?茶園の味を作るのは茶園マネージャーだけでしょうか?もちろんマネージャーの実力が味を左右しますが、長年味覚を鍛えたティーテイスターの舌の記憶やオークションでの評価が間接的に茶園の味に影響します。

紅茶好きならティーテイスターになれるのか?答えはNoかもしれません!ティーテイスティングは単においしい紅茶を見つけるだけではありません。同じ産地で同時期に作られた紅茶の僅かな違いや経年や保管方法による微かな味わいの変化を感じ取る素質が必要です。また、各産地、各時期の紅茶の特徴、製造方法の違いによる味の特徴を把握するために膨大な数の試飲を重ねた長年の経験と試飲した紅茶の味わいを10年、20年と長期間記憶する資質も必要です。むしろおいしく無い紅茶を沢山テイスティングするのがテイスターの仕事です。

たとえば、国内に入ってくるCastleton茶園の紅茶がいつもその茶園の味がするのはティーテイスターがその特徴を選んでいるのです。実はオークションサンプルの一部しか誰でも判るほど特徴を持っているわけではありません。

tasteaの舌は知っています!本物のダージリンのマスカットフレーバーは虫害による味でも無く、火香を強めた仕上げでごまかしたものでも無く、マスカットぶどう(シャインマスカットではない)の皮の渋みも含んだ味わいであることを!ブランデーに例えられた巨大な茶葉のアッサムはミルクに合うのではなく、ミルクをたっぷり入れなければ飲めなかったことを。そして品種改良の進んだ現在ではミルクティー向き?のアッサムを探すほうが難しいことを。本物のウバにはクウォリティー・シーズンになるといきなり誰にでも判るような強いメントール香が無く、そのようなウバは自生するキャットミントで着香されていることを!微かなメントール香はクウォリティー・シーズンのウバだけでなく、時にはダージリンやディンブラにもあることを! tasteaでは30年以上に及ぶ舌の記憶から茶園、産地本来の味わいを持つ茶葉を見極めて仕入れています。

真空パック

tasteaでは紅茶業界でいち早く茶葉の真空パック保存を導入しました。日本茶の世界では真空パックは当たり前ですが、紅茶業界ではそれまで殆どされてきませんでした。製茶された時点では発酵(酸化酵素の活性)が完全に止まってないため、空気中の酸素により緩やかな発酵状態が続きます。一般的に紅茶は製茶された時点が品質の頂点ではなく、茶園のオリジナルチェスト(またはペーパーサック)のまま一定期間、密閉保存することで更に熟成が進みます。その間に深い芳香と個性的な味わい(甘み)が生まれて更に品質が向上してきます。しかしながら熟成後は時間経過とともに徐々に個性が失われていきます。tasteaでは真空パック(20kg)して、更に年間を通じて約15℃に保たれた恒温倉庫で保管しています。その後、販売用に1kg真空パックにリパックしてお客さまには常に新鮮で開封するたびにクウォリティーを保ったガーデン・フレッシュティーを提供することができます。

ガーデン・フレッシュティーはtasteaの登録商標です