今年はファーストフラッシュから雨不足による不作、セカンドフラッシュになってからは雨続きでクウォリティーがあがらず良い物が少ない状況です。その中でもCastleton茶園 DJ-137は名門だけあり、セカンドフラッシュ・ダージリンらしい味わいを保っています。
今回この紅茶は中部空港検疫所で残留農薬、二酸化硫黄のモニタリング検査と放射性物質の3点セットの検査となりましたが、いずれも検知せずで、厚生労働省より安全性が担保されましたのでお知らせします。
Avataa White のような白茶系、ダージリンのファーストフラッシュなどの発酵を抑えたタイプのお茶に最適なアイスティーの作り方、ハイブリッド抽出法を紹介します。
・通常の2~3倍の茶葉を使い、ティーポットに熱湯を注ぎ30秒~60秒後に冷茶ポットなどに注ぎます、次に浄水した水をティーポットに注ぎ今度は10~20分以上かけて水出しします、最後に冷茶ポットに注ぎ足して、お湯出し・水出しのハイブリット抽出完了です。
アイスティーがおいしい季節になりました。最近、緑茶に習ってダージリンのファーストフラッシュを使った水出し紅茶が流行っています。
ところが、紅茶は緑茶と違い製造時にあまり熱をかけないため雑菌が多く残っています。茶には殺菌作用がありますが全ての菌が殺菌されるわけではありません。従って紅茶の水出しは緑茶に比べ腐りやすく日持ちしません。夏場の水出しによる長時間の抽出は菌を培養しているようなものです。
そこで、”短時間(30分)で香り高く、安全でおいしいtastea流アイスティーの作り方”の提案
ファーストフラッシュ・ダージリンで安全な水出し?アイスティーの作り方!
室温25℃ OPサイズの茶葉で 20~40分(水出しの1/3以下)で抽出可能
南インドのコーチン・オークション関係者からの情報で、コルカタの複数の茶商がハイグロウン・ニルギリとオータム・ダージリンをブレンドし、ピュア・ダージリンと偽りをコルカタから大量に日本向けに出荷したとのことです。西ベンガル州からの独立運動のストライキの影響で、今年のファーストフラッシュ・ダージリンのオークション開始は4月からとなる見込みで、更にこのところの内需拡大によるダージリンの品薄が影響していると思われます。各産地が品質を落す中、唯一品質向上しているハイグロウン・ニルギリは安物のファーストフラッシュ・ダージリンを凌ぐ物さえあります。まだオークション開始の目処はたっていません、4月中旬前のファーストフラッシュと安いダージリンは要注意です。