2011.09.29
2011年産セカンドフラッシュ・ダージリン第3弾、アッサムCTC、ドアーズCTCが入荷しました。セカンドフラッシュ・ダージリン Gielle茶園DJ-260は、パンジェントな味わいの紅茶です。歴史的円高効果をいかし、思い切った価格を設定しました。1kg真空パック特別卸価格はFTGFOP1-CLグレードで ¥7800
最近のアッサムCTCは意外とミルクティーに向かない、あっさりとして、エグミの強い紅茶が多いのですが、ようやくミルクティー向きの紅茶を見つけました。ANANDABAG茶園C-217 BOP
ドアーズCTCはセカンドフラッシュ後半でようやく、Thanjhora茶園(BP)が良くなりました。残念ながら、Atal茶園はまだ平板な味わいとなっています。味が好転しだい、入荷します。
2011.09.07
2011年夏摘みアッサム・オーソドックス3茶園入荷が入荷しました。今年は辛くて味わいが薄っぺらいアッサムが多く、選定に手間取りましたが、ようやくセカンドフラッシュの後半になって日本人好みの茶葉が出て、円高により価格もリーズナブルに設定することができました。しかも人気の3茶園を同時購入できました、ヨーロッパで人気のDIKOM、ストレートでもイケるHARMUTTY、ミルクティーにはもちろんDEJOO、空前の円高によりお値打ち価格で提供いたします。
2011.08.15
年初からの雨続きでクォリティーシーズン迎えても良いのもが出来ませんでしたが、ようやく束の間の乾季に製造された、ディンブラ、キャンディー、ヌワラエリアを購入できました。
ディンブラ:LAXAPANA T.E. BOP 水色は濃い赤色でディンブラらしいコクとクォリティーシーズン特有の甘い香りを持つ逸品です。
キャンディー:DOOMBAGASTALAWA T.E. BOP ローグロウン特有のイヤミが無くすっきりとした味わいで、クリームダウンし難くアイスティーに最適です。
ヌワラエリヤ:MAHAGASTOTTE T.E. ラバーズリープとは一線を画す、久々のMAHAGASTOTTE らしい美味しさです。
2011.08.07
ネパール イラム地方のシャングリラ茶園のプレミアムティーが入荷しました。Shangri-La はヒルトンの小説にでてくる架空の理想郷の地名です。Himalayan Shangri-Laは茶園と製茶工場が一体化したプランテーションではありません。高度1,700mの小規模な茶園の生葉を買い付けて、協同組合方式で製茶している会社です。茶園の8割はオーガニック認証を取っており、残りの茶園もオーガニック転換しつつあり、ヨーロッパで人気の高い茶園です。昔ながらのチェストに入ってきました。全盛期のダージリンを思い出させる、丁寧な製茶をしています。今回入荷した茶葉は特別仕様の紅茶ですが、SFTGFOP1グレードの茶葉も作っています。
Shangri-La Exclusive NT-290はクラシックダージリンのようなコクと甘みを持ちながら、すっきりした味わいで、桃源郷のような紅茶です。一方のHimalayan Whiteはいわゆるシルバーチップですが、このような仕上げの茶葉には珍しく、とろみ、モルティーな中にも微かに柑橘系のすっきりした味わいを持つ、見掛けだけではない、実力派の紅茶です。ネパール茶の取扱い第一号茶園を記念して、特別j価格を設定しました。
2011.07.30
7月3週目のカルカッタ・オークションで落札した、プレミアムセカンドフラッシュ・ダージリンとプレミアムアッサムが昨日入荷しました。
プレミアムセカンドフラッシュ・ダージリン
CASTLETON茶園 DJ-171 FTGFOP1 、CASTLETON のTIPPY-CLONAL は他の茶園と比べ生産量が極めて少なく、今週のセカンドフラッシュ オークションまでに僅か4ロットしか出品されませんでした。したがって価格はマスカテルより高く、同茶園FTGFOPクラスの3倍以上、他茶園の5~6倍です。DJ-171はそのTIPPY-CLONALの中で、唯一、見た目が良いだけでなく、TIP-CL特有のフレッシュハーブのような青臭さが無い、久しぶりにキャッスルトンらしいの味わいを持つTIPPY-CLONALダージリンです。
通常20㎏入る袋に僅か8㎏入りの大柄な茶葉で、トータル7袋52㎏と通常の半分以下の生産量で、早く売り切れる可能性があります。
プレミアム・アッサム
BOKEL茶園 O-873A STGFOP は毎年この時期に限られた茶園のみが僅かに作る、プレミアムなアッサムです。通常のアッサムOPは1ロット4~500㎏のところ、この特別なロットは僅か90㎏で、生産量も価格もダージリン並です。茶葉はSTGFOPというグレードのお手本にしたいほど、ゴールデンチップが多く、通常この手のアッサムはエグミの強い紅茶が多いのですが、見た目が良いだけでなく、おいしいアッサムです。
今回、急激な円高のおかげでユーロ勢に競り勝ちこのようなプレミアムなお茶を仕入れることが出来ました、円高還元価格にて提供できることを嬉しく思います。
2011.07.21
今週のカルカッタオークションでセカンドフラッシュ・ダージリンは4週目となり、良いものはほぼ出揃いピークを超えたかと思えます。4週待っても残念ながらマスカテルは火入れが強くほうじ茶のようなお茶ばかりで購入を諦め、代わりに高価なCL-T(クローナル・チップ)を2ロット(CASTLETON FTGFOP1-CL-TIP、THURBO FTGFOP1-CL-TIP)落札できました。特にCASTLETON CL-TIP は今年のセカンドフラッシュ オークションで3ロットしか出品されなかった商品の1つで大変希少なダージリンです。アッサムはBOKEL STGFOPを落札できました。BOKEL は毎年この時期しか取れないプレミアムなアッサムを作る茶園の1つで通常のアッサムOPは1ロット4~500㎏のところ、この特別なロットは僅か90㎏で、生産量も価格もダージリン並です。いずれも今月入荷見込みです。
2011.07.06
セカンドフラッシュ・ダージリン2011が入荷しました。今シーズンは昔ながらのダージリンらしい味わいの紅茶が少なく、茶葉の仕上げが大きく青々した味わいで見た目重視のCL-TIPと火入れの強くしたマスカテルがオークションで高値をつけています。その中でも比較的ダージリンらしい味わいをもち、リーズナブルな価格の紅茶を落札できました。
今回のTurzumはセカンドフラッシュなのにDJ-17と若いロットNo.で、同時に落札したThurboに比べ1/10のロットNo.という生産量が少ない希少な紅茶です。すっきりして甘みのある飲み易い味わいで。茶葉の仕上げはややふんわりとしており、やや多めにお使い下さい。薄めにいれてアイスティーにしてもおいしく召し上がっていただけます。
Thurbo DJ-167は比較的味が濃く、カラメル香と甘い後味を持つ、素直な味わいです。強い渋みを感じるわけではないのに、冷やすと思いのほかしっかりとクリームダウンしてしまいますので茶葉の使用量は少なめで充分です。
2011.06.29
今週のカルカッタオークションからセカンドフラッシュ・ダージリンが本格的に始まり、このところの品質が伴わない価格高騰の中、高品質で比較的リーズナブルなTurzum茶園SFTGFOP1-FLORA、Thurbo茶園FTGFOP1-CLの2ロットを落札できました。業務用サンプルはHPのバナーよりご請求ください、発送は通関後の来週以降になります。
2011.06.23
2011年産クウォリティー・ディンブラ、クウォリティー・ルフナが入荷しました。今年はスリランカの各産地でピーク・クウォリティー・シーズンと呼べる時期が無く、産地らしい特徴を持つ紅茶がほとんど無く、大幅に遅れ、発注後に茶園でストライキがあり、入荷がさらに遅れました。
ディンブラWaltrim茶園は例年のピーク・クウォリティーに比べ香りは弱いですが、ディンブラらしいコクとあと味の甘み、とろみもあり、クウォリティーの高い紅茶です。、飲みやすい味わいの紅茶です。ルフナPothotuwa茶園は渋みが強く、硬度が高めの水に向いてます。この味わいをいかすためにミルクティーをおすすめします。
2011.06.18
アイスティーがおいしい季節になりました。最近、緑茶に習ってダージリンのファーストフラッシュを使った水出し紅茶が流行っています。
ところが、紅茶は緑茶と違い製造時にあまり熱をかけないため雑菌が多く残っています。茶には殺菌作用がありますが全ての菌が殺菌されるわけではありません。従って紅茶の水出しは緑茶に比べ腐りやすく日持ちしません。夏場の水出しによる長時間の抽出は菌を培養しているようなものです。
そこで、”短時間(30分)で香り高く、安全でおいしいtastea流アイスティーの作り方”の提案
ファーストフラッシュ・ダージリンで安全な水出し?アイスティーの作り方!
- 清潔な耐熱ガラス製の冷水ポット(1000ml)にファーストフラッシュ・ダージリン (OPサイズ)」を11~14gお茶パックにいれたものを入れます。
- 沸騰した湯をティーバッグの茶葉がひたるくらい(約150-200ml)注いで60-90秒間、殺菌します。(厚生労働省の資料によると、加熱を十分に行うことで、もし、食中毒菌がいたとしても殺すことができます。目安は、中心部の温度が75℃で1分間以上加熱することです。)また、熱湯を注ぐことで、紅茶の香気成分が抽出されやすくなります。
熱湯 150ml 60-90秒 - 水を0.8リットル注ぎ足すと、全体がぬるま湯になります。そして、好みの濃さになるまで常温で放置します。室温により20分から60分で茶葉が開き、ティーバッグ全体に広がります。菜箸などで、冷水ポット全体をかき回して、濃度を均一にし、試飲してみて、放置時間を決めます。長く放置しすぎると、冷やしたときにクリームダウン(タンニンが結晶し白く濁ること)がおこります。
※硬水は抽出に時間がかかりクリームダウンの原因になりますので使わないこと! - ティーバッグを取り出し、冷蔵庫で保管し、一両日中に飲みきります。(2.で充分に殺菌されていても、長時間保存すると再び雑菌が繁殖する危険性があります。また、香料で着香されたものと異なり、茶葉本来の香りや味は落ちてきます。)
室温25℃ OPサイズの茶葉で 20~40分(水出しの1/3以下)で抽出可能